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雨ガッパとレインコート

2020/05/17

3月後半から4月上旬くらいだったでしょうか?

医療現場の防護服不足の為、行政機関や病院が「雨ガッパ」の提供を募り始めました。

その時の私の素朴な疑問、
「ビニールのレインコート」ではなく、あえて、「雨ガッパ」という言葉を使ったのはどうしてかしら?
遥か遠い昔に使っていた「雨ガッパ」という単語・・

恐らく、「レインコート」とするとファッション性の高いものも集まるので、「雨ガッパ」としたのかしら?・・

それで、この2つを調べました!

☆「雨ガッパ」

ポルトガルの宣教師が着ていたマントのような上着を「capa」と言い、日本には戦国時代に伝わりました。
あっ!織田信長がそれらしきものを羽織っている絵がありますね(^-^)

江戸時代になると「合羽」と漢字で表されるようになり(当て字ですね)、
そして徐々に雨具になっていきました。

ポンチョや上下に分かれたレインスーツもカッパの仲間です。

☆レインコート

1823年にイギリスで防水布が発明され防水コートとして「レインコート」が生まれました。
日本には明治時代に伝わりました。

用途としては、服の上に着る雨具なので「レインコート」も「カッパ」と呼ばれました。

その後、レインコートは外来語となり、ファッション性の高いものから100均で売られているビニール性のものまであります。

*以上から私なりのまとめですが、レインコートはカッパの中に含まれるようです。

違いは、「レインコート」はコート状のもので、

「カッパ」は、ポンチョ、レインスーツ、レインコート、いわゆるレインウエアすべてのものを言います。

ということは、レインコートも提供の対象になっていたということでしょうかね(笑)

素朴な疑問解決にお付き合い下さり、有難うございました(^-^)/