ハワイ日系移民に寄せて、その2
2021/05/24
前回に引き続き、ハワイ日系移民の歴史についてお話しさせていただきます。
まず、明治元年に約80名がハワイに渡り、40名が残ったと言われています。
その人々を、元年者と言います。
その後、両政府間で契約が結ばれ明治18年に正式な官約移民として、横浜港より「シティ•オブ•トウキョウ号」で945名が渡航しました。
それから次々に出発し、当初は彼らのほとんどが永住ではなく、時期が来たら日本に帰る予定だったそうですが、苦労の末、ハワイに根付いていったのでしょうね。
1世達は、生活の基盤が安定すると子供たちの教育を真剣に考えるようになり、
日本語の教育、日本の文化、精神を伝えていこうとしました。
その精神の5つの柱として
☆我慢
☆義理
☆頑張り
☆仕方がない
☆おかげさまで
まさに日本らしさを伝える言葉、教えではないでしょうか。
☆「義理」はいかにも日本の文化らしい!(笑)
☆「仕方がない」は、努力してもどうしても報われない時に耐え忍ぶ教えになりますよね(^^)
そして何よりも私が大切にしたい言葉、☆「おかけさまで」!!
まだ収束しないコロナ禍でありますが、
「今日も3食美味しくいただいて、日課も何とかこなせて、無事一日を過ごせました。
おかげさまで!感謝!!」