3月後半から4月上旬くらいだったでしょうか?
医療現場の防護服不足の為、行政機関や病院が「雨ガッパ」の提供を募り始めました。
その時の私の素朴な疑問、
「ビニールのレインコート」ではなく、あえて、「雨ガッパ」という言葉を使ったのはどうしてかしら?
遥か遠い昔に使っていた「雨ガッパ」という単語・・
恐らく、「レインコート」とするとファッション性の高いものも集まるので、「雨ガッパ」としたのかしら?・・
それで、この2つを調べました!
☆「雨ガッパ」
ポルトガルの宣教師が着ていたマントのような上着を「capa」と言い、日本には戦国時代に伝わりました。
あっ!織田信長がそれらしきものを羽織っている絵がありますね(^-^)
江戸時代になると「合羽」と漢字で表されるようになり(当て字ですね)、
そして徐々に雨具になっていきました。
ポンチョや上下に分かれたレインスーツもカッパの仲間です。
☆レインコート
1823年にイギリスで防水布が発明され防水コートとして「レインコート」が生まれました。
日本には明治時代に伝わりました。
用途としては、服の上に着る雨具なので「レインコート」も「カッパ」と呼ばれました。
その後、レインコートは外来語となり、ファッション性の高いものから100均で売られているビニール性のものまであります。
*以上から私なりのまとめですが、レインコートはカッパの中に含まれるようです。
違いは、「レインコート」はコート状のもので、
「カッパ」は、ポンチョ、レインスーツ、レインコート、いわゆるレインウエアすべてのものを言います。
ということは、レインコートも提供の対象になっていたということでしょうかね(笑)
素朴な疑問解決にお付き合い下さり、有難うございました(^-^)/